■ “交換だけ”では足りない理由とは？

ハイブリッドバッテリーの交換は確かに重要ですが、それだけで終わらせると、思わぬ再トラブルにつながることがあります。 たとえば、ボルテージセンサーや ジャンクションボックス といった周辺部品が劣化したままだと、バッテリー内部の電圧バランスや放電・充電の制御が乱れ、数ヶ月後にまた「警告灯が点いた」「モーターアシストが戻らない」といった事例もあります。

ボルテージセンサーは、バッテリーの状態を監視し電圧をきちんと制御する装置です。 ジャンクションボックスは、高電圧回路の接続・遮断を担い、安全かつ正確な電流の流れを支える重要な部品です。 

🔧 今回の作業内容まとめ

・ハイブリッドシステム専用診断機によるバッテリー劣化チェック

・リビルドハイブリッドバッテリーへの交換（保証付き）

・ボルテージセンサー・ジャンクションボックスの同時交換でシステム全体をリフレッシュ

・交換後の充放電バランス・走行テスト・警告灯消去確認

このように「バッテリー＋周辺部品」をセットで交換することで、費用を抑えながらも安心して長くお乗りいただける状態を実現しました。

■ 交換後の変化・お客様の声

交換後、お客様からは「アクセル踏んだときのモーターアシストが明らかに戻った」「燃費が以前よりも伸びて安心して乗れる」とのお言葉をいただきました。 また、警告灯も点灯しなくなり、「これでまた安心して長く乗れそうです」と笑顔でお帰りになったのが印象的です。

当店は宇部市を拠点に、山口市・下関市・岩国市をはじめ山口県全域でハイブリッドバッテリー交換・メンテナンスをご案内しております。もちろん「各メーカー＋ハイブリッドバッテリー交換」対応実績も豊富です。

📌 ハイブリッドバッテリー交換で気になる“費用”とポイント

目安として、プリウスの場合、リビルドバッテリー＋工賃込みで 10〜20万円前後 が一般的な相場ですが、車両の状態・年式・部品選定によって変わります。 「ハイブリッド バッテリー 交換 費用」を抑えたい方には、リビルド品の活用が非常に有効です。

費用を抑えるためには、以下の点を確認してください：

・リビルドバッテリーを選ぶ

・周辺部品（センサー・ジャンクションボックス）も同時交換

・保証内容（1年保証・走行距離保証など）を確認

■ このような症状が出たら早めにご相談を

・モーターアシストの反応が明らかに鈍くなった

・燃費が大きく悪化したと感じる

・走り出し・加速時に違和感を覚える

・HVシステムの警告灯が点灯・消えない

・シフト操作でラグを感じる・EV走行がほとんどできない

これらの症状を放置すると、「バッテリー交換＋部品交換」という大きな整備になってしまうこともあります。 少しでも「あれ？」と感じたら、お気軽にご相談ください。